人生に軽さを取り戻す
死んでしまえば軽くなるのですが、これは
その前に、まだ生のあるうちに
軽さを取り戻そうという試みです
何十年も生きてきたということは
それなりの責任や義務や
借財や誹謗中傷の類にいたるまで
さまざまなものを背負い貯めこんできた
ということでもあります
重くしているものは贅肉ではなく
人の思い・記憶でしょうか
ヒト・モノ・イシの確認などと義務に殉じ
杓子定規な規範に則って
仕事を遂行しているうちに
すっかり重く硬く
温度を失っていったワタクシであります
仕事をやめたとしても
習い性となった妙な責任感
(仕事上求められた責任感であって
妙なものではありません)や
昔からの性向であるところの
妙な生真面目さ(性格的なものであって、特に
妙なものではありません)は
そうそう簡単に手放せるものでは
ありません、おそらく。
将来きっぱりと仕事から足を洗えたあとで
検証できるかもしれません
年月の経過とともに獲得したものが
実はさほど必要ではなかったことに
気づければ
古い、着なくなった洋服を処分するように
あっさりと脱ぎ捨てることが可能です
たぶん。
ですが、一方
年月の経過とともに獲得したものは
いわば
生きた証、成果、果実そのものです
断捨離を試みるのはある意味
身体の一部を切り落とすようなものです
どんなに不要に見える贅肉であっても
物理的にそぎ落としたら
悲惨な修羅場となります
自分を重くしていると思っているものが
はたして
古い洋服に過ぎないのか、または
身体の大切な一部である贅肉なのか
このあたりの見極めがキモかもしれません
古い洋服を捨てるのは
一瞬の決意だけで可能ですが
贅肉を処分するには
それなりの時間と
テクニックが求められるわけです
手放してはいけないもの
と
手放す必要のあるものがあるのなら
手放すべきものを手放せない理由は
一体、何なのか
そして
軽さを取り戻したあとに残るものは
一体、何なのでしょう
千葉県茂原市の司法書士・行政書士です。お客様の、本音のニーズに応えられるような仕事を展開したいと思っています。 ご実家の土地の相続登記が終わってない、ローンを完済しているのにその登記を行っていない、昔、親が買った隣の土地の名義を変えてない、という状況の方は、お気軽にご相談ください。司法書士経験20年超のプロが、問題を解決いたします。お問い合わせは全国対応の片岡えり子事務所までどうぞ。女性スタッフによる丁寧な説明ときめ細やかな対応に定評があります。